不眠症について基礎知識を身につけて改善しよう

服用する薬

不眠症は、さまざまな原因により1ヶ月以上続き、日中行動を不調にさせる病気の一つです。
よく、楽しみにしていた旅行前や心配事があったり、試験の前日に眠れないという経験は誰にもありますが、しばらくするといつもどおり眠れるようになります。
日本では、男性より女性に多く、加齢に伴い増加する傾向があります。
不眠症のタイプとしては、入眠困難(寝つきが悪い)、中途覚醒(一旦眠っても、眠りが浅くて夜中に何度も目覚めてしまう)、早朝覚醒(朝早くに覚醒する)、熟眠障害(睡眠した時間があるのにもかかわらず、ぐっすり寝たという実感がない)の主に4つがあります。
不眠の感じ方と睡眠時間は人によってさまざまであり、問題となるのは昼間に不調を感じるという症状が出現することなのです。

不眠の原因は、環境・身体・心・生活習慣の4つの方面から探ることが必要です。
原因は人によってさまざまで、何によって不眠が引き起こされているかにより、治療方法は異なってきます。
環境については、交替勤務や時差がある場所への旅行や移動、寝る環境としての変化(暑さ・寒さ・枕・騒音・明かり・温度・湿度)などです。
身体については、年齢や性別によるものや、持っている疾患(高血圧・心疾患による苦悶症状・呼吸器疾患の咳や発作・腎臓病や前立腺肥大による頻尿・糖尿病や関節リュウマチによる疼痛・アレルギー疾患や皮膚疾患に伴う掻痒感など)から不眠が出現します。
心では、悩みやイライラなどを抱えている場合や、近年増えている鬱病などこころの不調やストレスがあります。
神経質で生真面目な人はストレスを強く感じることから不眠やストレスを抱える傾向にあるようです。
生活習慣では、アルコールやニコチン・カフェイン摂取によるものや、普段服用している薬の副作用で出現することがあります。